「ラ・マンチャの男」を観る


ラ・マンチャの男」を観劇しました。上演回数が1100回を超えるそうで、主演の松本幸四郎さんはさすがの貫禄。とうとうと流れるような口調で、ドン・キホーテを演じておられました。松たか子さんは、思っていた以上に歌がお上手でした。普段の歌とは違う声楽の発声で、声量もかなりありました。もともと?ちょっと硬い演技なので、あまり「あばずれ女」という感じはしませんでしたが…。周りの俳優さんも、演技・歌ともにお上手で、すばらしかったです。「望ましい姿に向かって努力しないことが狂気だ」というような劇中の台詞があるのですが、それが一番印象に残りました。現実にただ流されるだけではなく、望ましい姿に向かって努力することが生きる意味だということでしょうか。

その後は、三宮まで戻って食事。久しぶりにおいしいお肉をいただきました。うーん、満足♪と思い家路に着くと、急にお腹に痛みが…。ご馳走を食べたら、お腹を壊すってどゆこと? 体がご馳走を受け付けないなんて、悲しい庶民の性でしょうか…がくり。