職場ではB型が流行らしい
↑インフルエンザの話。抵抗力の弱い面々がいる職場なので、毎年流行するのは仕方ない感じ。おかんはA型だったそうなので、今年の流行はどちらなんだろう?と思いました。おかんはわたしやおとんに気を使って、ずっと部屋にこもっているそう。高熱でしんどい病気だと知っているだけに、さすがに気の毒な感じがします。
少し罪滅ぼし?のつもりで、最近買った漫画本を差し入れました。うちのおかんは小説でも漫画でもパズル本でもOKな本好き。その昔、「ガラスの仮面」をどーんと数十冊大人買いした人なので、好みに合えば漫画も読みます。差し入れたのは「夏目友人帳」という少女漫画。小・中とずっと漫画を読んでいたわたしも、高校に上がってからは少数の好きな作家の漫画しか読まなくなっていたのですが、ある雑誌を見てなんとなく買ってみたのがハマッて、この度揃えてしまいました。
妖(あやかし)が見える少年と妖の交流を描いた話で、絵も話のトーンも静かで落ち着いた雰囲気です。昔からきゃぴきゃぴした漫画が苦手なのは変わらない、と改めて実感。妖が見えるために孤独に生きてきた少年と、妖との心の交流が思いがけず温かくて、でもラストはせつないという泣きの話が多いです。泣きは泣きでも、作家さんが酔ってないのがいいです。ちょっと突き放したような客観的な視点がいい。媚びてない感じです。他の短編集もちょっと読んでみたら、やっぱり泣いてしまってハナがずるずる。
- 作者: 緑川ゆき
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2007/02/05
- メディア: コミック
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