自信と実力のバランス

  • 先週金曜日の2次会の話。

一緒に組んでいる先輩がお世話になったらしいおじさん。その後、職場でも話題になり。やっぱり…なことが判明。どこでも大きなことを言うが、実は責任ある仕事を任せられず、閑職(でもないが、そのようなもの)にずっと就いているらしい。…なんだそれ。人にさんざん偉そうに説教めいた話をしておいて、なんだそれ。しかも、それでもあまり仕事をしないとか。誰に聞いても、そんな評判。評判だけがすべてではないけれど、一度一緒に飲んだだけでうんざりするのも珍しい。

  • 研究領域の先輩の話。

かなり個性的ですが、気さくで話がとても面白い先輩です。発想は大胆で、批判は鋭い。しかも、その経験から得た知識をわたしたち後輩に惜しみなく与えてくれる、すばらしい先輩。日頃から自信にあふれているのはわかっていたけれど、それだけの実力をもってる人なので。そんな今日、人から聞いた話であれですが、親しい後輩のちょっとした発言を勘違いして、「俺を認めないとは何事か!」と腹を立てはったそう。うーん、尊敬しているだけに少しがっかりしてしまった。

  • 一緒に組んでいる先輩の話。

1年間、一緒に仕事をしてきました。先輩がもちろん責任者。でも、何の責任も取ってもらってない。教えてもらったこともないし、相談したこともないし、わたしのことで責任を取ってもらったこともない。というより、必要な打ち合わせすら満足にしたことがない。ただ対外的な責任者というだけ。
この人が。これまた何でも知ったかぶりをして、大きなことを言う人で。しかも、自分がミスしても謝らない、言い訳の連続(これが一番嫌かも)。上にはちゃらちゃら、下には偉そうに先輩面。1年のうちには、本気でけんかしたこともしばしば(どうしても黙ってヘラヘラしていられない)。

自信と実力のバランスの見極めって大事だなあと思います。「自信」は必要なものだけど、「実力以上の自信」滑稽だ。そして、それを行きすぎると哀れ。「自信」とともに「余裕」も身につけたいもの。自分も気をつけよう、と思いつつ。あまりに腹が立つと、こういう方のにょきにょき伸びた長い鼻を「ぱっきーん」とへし折りたくなるのはどうなんだろう。
男の人はプライド面子が大事なんだ、とわかっているつもりだけど。