無頼だけでなく

西原理恵子さんとの出会いは学生時代。おとんが買ってた週間朝日の「恨みシュラン」という連載記事でした。神足さんというおじさん記者と一緒に有名レストランに行き、ボロボロに書くというパンチの効いた漫画は恐ろしくインパクトがありました。それから特別ファンというわけでもなく、でも無頼の女性漫画家というとこの人!と思ってました。世の中を斜めに見たような女性漫画家は他にもいるけれど、突き抜け具合はやっぱりこの人には敵わない感じがします。突き抜けてるけど、でも広くて温かさを感じるのがこの人の魅力なのかも。久しぶりに本を読んで、やっぱりその広さと温かさを感じました。子どもとの毎日は、特にそれを感じさせます。旦那さんの鴨ちゃんもやっぱり普通ではないけれど、温かさを残して逝くのがほろっとさせられて。子どもはやっぱり大きな存在で、人が生きる十分な理由になるんだなあ。

毎日かあさん4 出戻り編

毎日かあさん4 出戻り編