オペラ座の怪人を観る


劇団四季の「オペラ座の怪人」を観ました。ずっと昔から一度観たいなあと思っていたタイトルです。もう日本上演20周年だそうで。「劇団四季オペラ座の怪人は凄いらしい」というコピーも有名ですが、本当に凄かった…圧巻の一言に尽きます。まず何が凄いって舞台の装置や衣装が豪華なこと。ストーリーにも大きく関わるシャンデリアは大きくて華やか。オペラ座が舞台だけあって劇中劇も多いのですが、その衣装もきらびやかでお金かかってます。演出もすばらしく、オペラ座の地下にある怪人の隠れ家は、たくさんのロウソクや赤を基調にしたインテリアがあり、それらを大きな柵が取り囲んでいて雰囲気もバッチリ。有名な「ジャーン、ジャジャジャジャジャーン♪」の音楽も場面を盛り上げます。そして、役者さんはみんな歌が上手いのはもちろん、声がすばらしくすてきでした。特に、クリスティーヌ(木村花代)の歌声はどこまでも透明感があって、才能ってこういうものを指すんだなあと実感するほど。怪人ファントム(佐野正幸)は目が印象的で、おそろしくかっこよかった!最後の場面は、結末がわかっていても切なくて、涙が溢れました。何もかもが一流、重厚な舞台を観たという感想です。何回もリピートする人がいるのもわかる気がします。
その後は、同じハービスエントのビル内で食事。牡蠣ご飯と焼き地鶏。シンプルながら、どれもおいしくいただきました。鍋で炊くご飯はやっぱりおいしいですね。