初めての歌舞伎


人生初の歌舞伎を見に、京都の南座へ行きました。「吉例顔見世興行」最終日の夜の部です。南座へ着くと、たくさんのお客さんに混じって舞妓さんが。京都らしさを感じつつ、中へ入りました。館内に入り、初めて見る花道に感激しつつ、パンフを読んで事前勉強…。話が分かるか不安でしたが、いざ始まってみると意外に話が分かる! 見得を切る場面の特徴的な話し方しか知りませんでしたが、他の場面では割と普通に話してるのですね。イヤホン無しでも、十分に内容が分かりました。笑いあり、感動ありで、とても楽しめました。片岡仁左衛門の「河内山」は、江戸っ子の主人公が大名を騙して人質を取り返したときの「馬鹿め!」がとても痛快でした。あとは、やっぱり衣装のきらびやかさ。坂田藤十郎の「京鹿子娘道成寺」は、踊りの途中で5回ほどの衣装替えがあり、どれもこれも柄が派手なのに上品ですばらしかったです。連れと喜寿であのハードな踊りはすごいなあと話しました。6時間の長丁場でしたが、十分満喫しました。