人のためにできること

今週もフル回転の一週間。職場でも大きな仕事がある時期ですが、今は何といっても自分の研究発表の準備が大変。今週は近くの職場の先輩にわたしの案を試していただきました。ただ職場が近いというだけで、忙しい中時間を割いてわたしの案を試していただくなど、本当に恐縮でありがたい限り。その後も、1対1で夜遅くまで話し合っていただきました。この業界、仕事の能力が高い人はたくさんいますが、「自分の担当さえ良ければいい」という身勝手な人もたくさんいます。そういう人と一緒に仕事をすると、能力が高い(=たいてい大先輩なので給料も高い)くせに自分のことしかしない態度に「は?なんだこの人?せめて給料分は働けよ」となります。そんなことを考えれば、自分にとって何の利益も無いのに手伝って下さる先輩の優しさに、感謝の気持ちでいっぱいになります。そして、自分を振り返って、わたしはこんな風に誰かのために自分の時間を割いて力になってあげられるだろうか、と思いました。なかなかできることじゃないと思います。
話は変わって。4月に人事が希望と違って鬱になったうちの職場の先輩。最近は、自分個人の仕事で手一杯らしく、またまたイライラ期に入っています。一緒にやらないといけない仕事も「そんな場合じゃなくって」と返される始末。あのね、みんなそれぞれ自分の仕事がありますよ。わたしだってあるし、もう1人のメンバーである彼にだってある。ご本人が一番先輩で能力も高いから、必然と責任が重くなってプレッシャーだと言ってるそうですが、なんだかんだでピリピリした人と一緒に仕事をするのもたいがい嫌なもんですよ。かといって、こっちで勝手にやって何も言わないならいいけど、理想が高いものだから文句はあるみたいで。人が書いたものも書き直すくらいだし。だったら忙しくても最初からご自分でどうぞ、という感じです。能力が低かろうと、どこかは後輩に任せるくらいの気概がないと、ダメだと思うな。ああ、ほんっと気が合わない…。