借り暮らしのアリエッティを観る


ジブリ最新作「借り暮らしのアリエッティ」を観て来ました。ポニョと比べると大人向きの映画かな、という感想。主人公の年齢がちょっと高めだし、扱っている題材は恋だし。宮崎映画では欠かせない笑いを産むキャラクターは無く、わりとシリアスな流れで静かな映画でした。敢えていうなら猫がいるけど、そこまでキャラクターが濃くないし。そこはちょっと残念だったかも。とはいえ、やはり画面が美しい。自然の描写も相変わらず丁寧で、人物の表情もとても豊か。主人公や相手の少年の感情の機微なんかもよく伝わってきました。最後は含みを持たせた終わり方で、あの後はどうなったのかなと考えてしまいます。一緒に観た友人は音楽に惚れ込んでました。わたしも、ここ数年の主題歌の中では一番好きです。
その後はモザイクで買い物とご飯。久しぶりにおいしいラーメンを食べて満足。